南予流域林業活性化センターTOP南予アルプスの名山・渓谷>04.八面山

360度眺望人気の山

鬼が城山の南東方向1.5kmの地にあり、宇和島市街からは鬼が城山の裏側になり見ることはできない。
古くから四季を通じて親しまれている山で、その名のとおり八方視界を遮るものはなく、頂上からの眺望はよく、高月山、三本杭、篠山などの南予アルプスの山々、宇和海や九州までも一望できる。天候に恵まれると、三本杭の右手に遠く石鎚山を望むこともできる。
鹿のコルを出発して鬼が城山の滑床側の道は平坦で自然林が多く残り、猪のコルから大久保山付近はクマザサの中を行く。登山道は大久保山頂上を通るコースと巻き道があるが、距離的には大差ない。どちらを通っても、それぞれに展望も開け、山岳ハイキングの気分が味わえる。アセビの群落を抜けると山頂。
山頂の南東の大きな谷は高知県四万十黒尊谷で、この谷の東側の峰々は小屋が森、串が森である。

DATA
難易度:初級〜中級者
眺望:★★★★★
コース:
中級 鹿のコルから90分(2,900m)

三本杭を臨む(冬)

三本杭を臨む(秋)

八面山 山頂

アセビの花
写真左:
猪のコル

写真右:
キオンの花
(山頂)