森林情報管理システム

森林GISとは、森林基本図や森林計画図、森林簿といった森林の基本情報をデジタル処理し、これまで個別に管理されていた図面や帳簿を一元管理するシステムです。本システムは地方公共団体（都道府県、市区町村）が保有する森林基本データとGISの地図情報を活用した位置情報の連携を行える機能を装備しています。これにより、森林の現状を素早く把握し、様々な関連業務に迅速に対応することが可能となります。

森林GISの主な機能

�@森林情報の検索・表示

小班・林班等、施業図の図形をマウスで指定し、指定図形に対応する森林簿データを表示できます。
また、森林GISのデータ検索機能を利用して、森林所有者の情報に基づき森林簿及び図面検索を行い、地形図や航空写真等を表示して位置を特定することができます。これにより、今まで森林組合には森林所有者から自分の山は何処にあるのか？といった問い合わせが多く寄せられていましたが、迅速な対応が可能となりました。

データ検索例　1

データ検索例　2

�A森林の状況（樹種・林齢など）を視覚で確認

大字図・林班図・小班図・オルソ画像等のレイヤを自由な組み合わせで表示可能です。
また、森林基本データの樹種・林種・齢級といった情報に基き各種小班を着色して表示するので森林の状況を視覚で確認できます。

レイヤ表示例：施業図+地形図+オルソ（航空写真）

レイヤ表示例：施業図を樹種で色分け表示

�B施業計画対象地や交付金対象地等の図面作成

森林組合が作成した森林簿データに基づき、森林GISを使用して施業計画対象地の一覧表や図面を作成し、各種資料等として利用することができます。

施業計画対象地の表示例

交付金対象地の表示例

�C団地図面の作成

本システムは作図・コメント追加・ポリゴン作成等、作図・編集機能を装備しています。この機能と森林GISを利用して団地の区域設定や年度別の施業計画を表示した資料を作成することができます。

コメント入力例		団地図面の作成例
ポリゴン生成例

森林情報管理システム カタログ

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